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  ベ ト ナ ム 旅 行 日 記
フ  エ

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グ エ ン 王 朝 宮

グエン朝13代にわたる皇帝の居城、約600m四方の砦でに囲まれた王宮内には30以上の宮殿がある。北京の紫禁城を模して作られた大和殿や美しい彫刻を施した午門が見所です。

城への出入口のガン門

ガン門の左右の堀
ガン門を抜けると、左右に計9台の大砲があります。これらの大砲には、「木」「火」「土」「金」「水」の中国の五行思想が反映されていて、超自然的な霊力が王宮を死守するとされています。実際に大砲が打たれたことはないらしいです。
午  門

グエン朝の王宮の入り口で正門である「午門」。門の中央は皇帝のみ通れるようになっており、今でも通れないようになっており、左右の門から入場しました。「午」とは「南」のこと。お昼のことを「正午」というのは、12時に太陽が真南に来るから。「午門」も「南の門」という意味です



























大 和 殿
この「太和殿」は王室や国家の重要な行事を行っていた、この王宮のメインとなる建物です。  石畳の前庭には、中国の「紫禁城」と同じ様に、文武百官が階級の序列に従って並ぶように、階級が書かれた石が立てられていました。



紫 禁 城 跡
王宮の中核部分である紫禁城がここに建っていました。日本の早稲田大学が,故都フエ遺跡保存センターとの国際学術研究として修復保全事業の研究を行っています。
右側の建物にはグエン王朝の儀式の写真が展示されています。何をするにしても仰々しい儀式を1945年滅亡するまで続けていたことに驚きました。王朝日常がが目で確認できる大変興味深い展示です。


紫禁城跡奥の黄金の龍


ベトナム王族の衣装を着ているのは観光客です。


復元された紫禁城跡の回廊


皇 城 東 門(顕仁門)
東門への道すがら、ガイドにベトナムのスマートフォンについて教えてもらいました。一番高いのは「アイフォン」で700US$
安いのは100US$。通信料金は10US$だそうで、2台持っている人も多くいます。


皇城東門(顕仁門)を出て 東側の堀

南側の堀

江戸時代で言えば、「棒手振りぼてふり)」のおばさん

グエン朝王宮近くの景観

カイディン帝廟
1802年に成立し1945年まで存続した阮朝(グエン朝)12代カイディン帝の廟です。フランス植民地時代の1920年から12年の歳月をかけて建設された、中国と西洋の折衷(せっちゅう)様式の廟でです。


写真左の階段の龍や、写真右の兵士像は一部剥げ落ちており石で作られているには質感が変だなと思い、ガイドに聴きますとコンクリートで作られていました。

ビール瓶や陶器を割ってモザイクを製作しています。写真の陶器とビール瓶はわざわざ日本から輸入しています。


テイエンムー寺
1601年に建てられた禅寺で、中国の影響を色濃くうけた煉瓦造りの八角形7層の塔が有名で、各層に仏像が安置されています。いる。ティエンムー寺は世界遺産に登録されています。

フランス人の団体

東南アジア各国に旅行しましたが、フランス人の団体は初めてです。旧宗主国という事でフランス人は今でもベトナムに思い入れがあるようです。


仏像の光背には照明があり光っています。日本人の私にはかえって有り難味が感じられませんが、ベトナム人には仏様は光り輝く後光がさしているべきと考えているようです。
「沙羅双樹の花」(写真下左)と実(写真下右)

祗園精舎の鐘の声、諸行無常の響あり。
 沙羅双樹の花の色、盛者必衰のことはりをあらはす。
おごれる人も久しからず、只(タダ)春の夜の夢のごとし。
 たけき者も遂にはほろびぬ、ひとえに風の前の塵に同じ。

平家物語の有名な一節で沙羅双樹は広く知られています。この中で詠われている「沙羅双樹」は仏陀が満80歳でクシナガールの地で涅槃に向かったときに、2本の「沙羅の木」の間に横たわり、涅槃に向かうその時、沙羅の木の薄い黄色の花が白く変わったと伝わっています。このことから2本の沙羅の木「沙羅双樹」と言われ、仏教では「無憂樹」「印度菩提樹」と並んで三大聖木とされています。

写真上左・写真下右は東南アジアの「沙羅の木」です。
日本における「沙羅双樹」はツバキ落葉樹の「ナツツバキ」(写真下左」のことです。初夏に白い花をつけます。この花の寿命はわずか一日で、朝に咲き、夜には落ちてしまいます。このはかなさが「盛者必衰」を表していると考えたのではないでしょうか。
印度における「沙羅の木」(写真下中)はインド原産のフタバガキ科の常緑樹で高さは30mになります。

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